Recruit社員インタビュー

  • 2020年 新卒入社
    シナリオ事業部

    坂本章伍

    Syogo Sakamoto

今のお仕事について教えてください。

シナリオ事業部に所属しており、ご依頼主様からいただいた仕様に基づき、シナリオの作成をしています。

シナリオの作成は大きく分けて二つの工程があり、物語の概観を掴むための大まかな流れを書くプロット作成業務。プロットを元に、実装を想定したセリフや演出のト書きなどを書くブック(シナリオ本文)作成業務があります。どちらもWordで作成し、作成が終わったものをグループ間で共有。内容に問題がないか、より面白くするにはどうするべきかを確認し合います。

担当プロジェクトによっては、プロットよりもさらに前工程である世界観の設定や全体の流れ、あるいはキャラクターの名前や性格などの詳細な設定を決める場合もあります。

ストーリーノートに入社しようと思ったきっかけを教えてください。

学生時代から「グループで物語を書く」ということに興味はあったのですが、ほとんどは様々な資格や経験が必要で、自分には無理だと諦めていました。そんなとき、ストーリーノートのシナリオスタッフ募集に書かれていた「未経験者歓迎」の文字に目が留まり、挑戦してみようと思ったことがきっかけです。

ストーリーノートでは、どんな人が働いていますか?

ゲームや漫画、小説や映画などのエンタメ作品に詳しく、好きな方が多いです。それ以外にも、自分の好きなものにこだわりを持って業務にあたっている人がたくさんいます。

年齢層は広めで、それぞれに興味のある分野も異なりますが、根底にある「少しでも面白い作品を作りたい」という想いは共通していると感じます。

職場の雰囲気について教えてください。

気軽に話をしやすく、風通しのいい職場だと思います。現在はフルリモートなので、社内共有用のslack(チャットツール)でコミュニケーションを取っていますが、そのおかげでプロジェクトに関係なく、わからないことや様々な話題を誰でも振ることができています。

会社の方針として雑談が推奨されていることもあり、業務に関係のないことも頻繁に話題に挙がります。オススメのエンタメ作品を教え合ったりして、お互いに刺激を受けやすい環境になっています。

フルリモートで実際どんな風に働いているのか教えてください。

担当するプロジェクトにもよりますが、パソコンでの文書作成が一日の大半を占めています。書くべき内容やアイディアに迷った際は、グループのメンバーに声をかけてミーティングの時間を設けることもあります。

リモートなので物理的に一人の時間が多くなりますが、社内のチャットやグループ間での通話を通して社内の方々と触れ合い、自分が会社の一部であることを自覚して作業にあたっています。

グループでのシナリオ制作は具体的にどのように進めていますか?

自分が作成したものをグループ内で共有し、メンバーに確認してもらいます。第三者の目から確認をもらうことで、内容の推敲を重ね、作品のクオリティを上げていきます。全員が作品の内容に納得したときが完成です。当然のことかもしれませんが、人によって全く異なる意見や感想を貰えたりするので、楽しいと思える瞬間でもあります。

アイディアはどのように生み出していますか?

もしもいい方法があるなら教えてほしいくらいですが......、とにかくそのアイディアについて考え続けることでしょうか。思いついたことはなんでも紙に書き出したり、「これはイマイチかな」と思うものでも一旦は文字に起こしてみたり、一度書いたものを全部消して頭からもう一度書いてみたり、というようなことをしています。

一人で考えることに詰まってしまったときは、誰かに声をかけて意見をもらいます。人に話すことで考えが整理されることもあるので、自分だけでは気づけなかった部分に気がつくこともあります。そうした試行錯誤の果てに生まれるのがアイディアかと思いますが、それでも生まれない場合や、そこまで深く考えずとも生まれることもしょっちゅうなので、今もとても苦労しています。

どんなスキルを持った人と一緒に働きたいですか?

文章を書くこと、ひいては自分の考えをしっかり言語化できるスキルはもちろんですが、グループで制作していくものなので、他者とコミュニケーションを取るスキルはやはり必要だと思います。

それ以外のスキルや知識も、価値がなさそうなものでも、業務上思いもしなかった場面で活かせることもあるので、持っていることには大変価値があると思います。

他社にないストーリーノートの魅力や強みを教えてください。

全く未経験の人でも、入社後すぐにプロジェクトに参加させてもらえることだと思います。自分自身もそうでしたが、入社して早い段階でセリフを書かせてもらったり、アイディア出しのブレストにも参加させてもらえたので、早い内から様々な経験を積ませてもらえるのは魅力だと思います。

また、自分が作成したものを第三者に真剣に読んでもらえることも魅力だと思います。弊社では、求められているクオリティに達しているかどうか、ほとんどのプロジェクトで最終確認は藤澤(代表)が行います。達していない場合は、何が足りていないのか問題点を指摘してもらい、どう対応すればいいのかを自ら考えることで、スキルアップにも繋がります。業界でキャリアを積み重ねてきた藤澤本人から意見や指摘を直接もらえる点は、弊社の強みと感じています。

ストーリーノートをどんな会社にしていきたいですか?

ゲームや映像作品などの既存の枠に捉われず、幅広い場所で物語を展開する会社にしていきたいです。そのためにも、ストーリーノートの名前を広め「ストーリーノートの作品なら安心できる」と信頼してもらえる会社にしていきたいと思います。

最後に、ストーリーノートへの入社を考えている未来の仲間へメッセージをお願いします!

「物語を書きたい」「でも自分には無理だ」と思っている人にこそ、入社を希望してほしいです。グループでものを作るということは、個人の力を超え、自分でも想像しなかったものを生み出す可能性を多分に秘めています。ストーリーノートには、貴方の力が必要です。一緒に面白い作品を作りましょう!